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美人進化論 vol.16 シミの正体“メラニン”を正しく知ろう

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「日焼け対策をしているのにシミができる」「高価なコスメを使ってもシミが消えない」など、シミに関するお悩みは多いもの。それもそのはず、シミができる原因は日焼け以外にも様々で、個人差もかなり大きいのです。そこで今回は、シミの元・メラニンの正体を徹底解剖!シミを作らない、増やさないためのヒントがきっと見つかるはずですよ。

真説!メラニンは「お肌の味方」
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シミの元になることから、悪者扱いされがちな「メラニン」。しかし、メラニンの生成は“カラダの防御反応”のひとつ。まずは、メラニンの正しい働きをみてましょう!

メラニンは肌や髪の色を決める
イラストメラニンとは、皮膚や毛、目の網膜などに存在する色素のこと。表皮の一番深い層に存在し、メラニン生産細胞「メラノサイト」によって作られます。

メラニンの主な役割は2つ。1つは「肌や髪の色を決定する」こと。褐色〜黒色の「ユウメラニン」と、黄色〜赤色の「フェオメラニン」の2種類があり、それぞれの量の違いが肌や髪の色に反映します。

ユウメラニンはシミや色素沈着の原因にもなりますが、本来は紫外線を吸収・散乱させて「表皮より奥に紫外線が届くのを防ぐ」機能があります。これがメラニンの2つ目の役割です。

メラニン生成のメカニズム
メラニンは、様々な物質や過程を経て、肌の表面(表皮)に上がってきます。

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イラスト紫外線などの影響により、表皮細胞内でメラノサイトを刺激する物質が活性化する(図1)。
2
メラノサイトに「メラニンを作りなさい」という命令を出す。
3
命令を受けたメラノサイトで、メラニンを作る酵素(※1)が活性化する(図2)。
4
生まれたてのメラニン(※2)がメラニンを作る酵素と融合し、段階を経て黒いメラニンに変化する。
5
表皮にメラニンが運ばれる(図3)。

※1 「酵素チロシナーゼ」と呼ばれる。

※2 この状態では「チロシン」と呼ばれるアミノ酸の一種。

紫外線を浴びて肌が黒くなるのは、紫外線の害から肌を守ろうとするメラニンの働き。ターンオーバー(肌の細胞が生まれ変わる周期のこと。約28日)が正常に行われていれば、表皮に上がってきたメラニンは古い細胞と共にはがれ落ちます。黒く日焼けした肌が、数ヶ月経って肌の色が元通りになるのはそのためです。

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徹底ブロック、“シミの元凶”メラノサイト刺激要因
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メラニンは、“本来はお肌を守る機能がある”ということをご説明しましたが、それではなぜシミができてしまったり、増えたりするのでしょうか?

メラノサイトは刺激を受けると、どんどんメラニンを作り続けてしまいます。刺激要因は様々ですが、やはり一番は紫外線の影響が大きいと言えます。

1.紫外線
イラスト紫外線を浴びると「エンドセリン」という物質が発生し、メラノサイトに「メラニンを作りなさい」という命令を伝えます。しかし、過剰に作られたエンドセリンはその命令を記憶してしまい、紫外線を浴びなくなってもメラニンを作り続けます。

また、SCF(幹細胞増殖因子)という物質は紫外線を浴びると増殖し、メラノサイトを増やしてしまいます。
2.肌への摩擦・炎症
角質細胞が急激に剥がれ落ちると、新しい細胞を作ろうとする働きが活発化するため、メラノサイトもその影響を受けてしまいます。
3.活性酸素、ホルモンバランス
活性酸素は、紫外線など様々な要因で発生する有毒物質と言われており、私たちのカラダにはそれを除去しようとする働きが備わっています。

例えば、紫外線を浴びて体内で活性酸素が発生すると、「メラノサイト刺激ホルモン」が分泌されます。活性酸素を取り除こうとするためですが、紫外線以外の要因(※3)でも、活性酸素が発生するとメラノサイト刺激ホルモンが分泌されてしまいます。

また、妊娠・出産時にシミやソバカスが増えることもあり、女性ホルモンのバランスの変化も影響するのではないかと言われています。

※3 ストレス、喫煙、飲酒、電磁波、排気ガス、食品添加物など

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美容皮膚科で“今あるシミ”を消す!
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シミを消すということは「メラニンを破壊する」または「メラニンを表皮から排出させる」ということ。スキンケアや食事、サプリメントでは残念ながら不可能ですが、美容皮膚科ではシミの種類や状態、肌質などにより、その人にあった治療が可能です。

 

トレチノイン治療
写真トレチノイン(※4)を用い、表皮の一番深い層(基底層)で表皮細胞が生まれるサイクル(約4週間)を通常の2倍に早め、メラニンが残った古い角質を剥がれやすくする治療。

高濃度の「ハイドロキノン」(※5)クリームを併用し、漂白作用でメラノサイトの働きを抑えます。角質層のバリア機能が一時的に弱まるため、治療中は専門医の指示に従ったスキンケアが必要ですが、2〜4週間の治療で効果が現われてきます。

※4 ビタミンA(レチノール)の誘導体。古い角質を剥がれやすくし、ターンオーバーを促進する作用がある。

※5 メラニンを作る酵素(酵素チロシナーゼ)の働きをブロックし、メラニン生成を抑える作用がある。

 

レーザー治療
写真「シミ部分が盛り上がっている」「真皮までメラニンが入り込んでいる」など、薬品が浸透しにくい場合には、レーザー治療が有効です。レーザーにも様々な種類があり、トラブルのある部分にだけ作用するため肌を傷める心配はありません。

また、レーザー治療と薬品治療(トレチノイン、ハイドロキノン、ピーリングなど)を併用することもあります。

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美容皮膚科でのシミ治療でシミが消えたからといって、紫外線対策を怠ってはダメ。紫外線に対して無防備になっていると、再びシミができてしまうこともあるので、ご注意を。

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